エコレグループでは、海外売り上げの一部やパートナー団体、
有志の方々からのご寄付などを、フィリピンの貧困や台風などの
被害で苦しむ人々に少しでも貢献するために『ロータスチルドレン』
を立ち上げ、様々な直接的かつ継続的な支援活動を行っております。
有志の方々からのご寄付などを、フィリピンの貧困や台風などの
被害で苦しむ人々に少しでも貢献するために『ロータスチルドレン』
を立ち上げ、様々な直接的かつ継続的な支援活動を行っております。
フィリピンマニラ近郊の巨大なゴミ捨て場のスラム
「スモーキーマウンテン」をご存知でしょうか?
「スモーキーマウンテン」をご存知でしょうか?
40年以上にわたり、2万人以上の人々が、フィリピンマニラ郊外のトンド地区にあるゴミ捨て場の周辺にスラムを作り、マニラ中からトラックで運ばれてくるゴミの中からガラスビン、アルミ、鉄などの換金可能なゴミを拾ってお金に換えて生活をしていました。
ゴミ捨て場は、長年にわたり山のように積み上げられ、そのゴミが発酵して発生するメタンガスが自然発火して出る煙から「スモーキーマウンテン」と呼ばれるようになりました。
しかし、世界から貧困の象徴として注目されたことに耐えかねた当時のフィリピン政府は、1995年にゴミ捨て場を突如閉鎖。
フィリピン政府は、生活の場を奪われたスラムの人々に対して、仮設住宅を用意しましたが、住人の9割は仕事が見つからず、結局、近隣にできた新しいゴミ捨て場『アロマゴミ捨て場』で以前と変わらぬゴミ拾い生活を続けております。
ゴミ捨て場に住む子供たち
ゴミ捨て場のスラムに住む子供たちは、日本人では想像を絶する不衛生で劣悪な環境下でも懸命に生きて、泥沼の上に綺麗な華を
咲かせるロータス(蓮)のように、こちらが、その現実を忘れてし まうような生き生きとした笑顔を見せてくれます。
咲かせるロータス(蓮)のように、こちらが、その現実を忘れてし まうような生き生きとした笑顔を見せてくれます。
究極的な貧困のために、「ご飯を満足に食べられない」、 「学校を卒業しても、将来はゴミを拾う仕事しか見つからない。」といった現実に、私たちは何が出来るでしょうか?
ゴミ捨て場での支援活動
ロータスチルドレンでは、フィリピン輸出事業の売り上げの一部や、パートナーのNGO団体からの協力、有志の方々からのご寄付などにより、
ゴミ捨て場に住む人々に、食料配給、炊き出し、支援物資の配給、子供たちへのクリスマスプレゼント、台風被害で壊れた家の建て替えなど、直接的に様々な支援活動を行っております。
今後、これらの支援活動をさらに価値的なものへと発展して行きたいと考えております。
今後、これらの支援活動をさらに価値的なものへと発展して行きたいと考えております。
台風発生源に位置するフィリピンは、毎年甚大な台風被害がある国として有名です。
そして、フィリピンでは台風が通過する度に、暴風雨や下水道などのインフラが十分に整っていないために起こる洪水により、
たくさんの犠牲者や何十万人という被災者が生まれます。
台風緊急支援の内容
ロータスチルドレンでは、これらの台風の被災地への緊急支援を、パートナーNGO
団体や日系企業、現地フィリピン企業、フィリピン行政と連携・協力しながら積極的に
取り組んでおります。
過去、マニラ首都圏モンテンルパ市、ラグーナ州ビニャン市・サンペドロ、
レイテ島タバンゴ、セブ島タブエランなどで緊急支援物資の配布などの活動を
行って参りました。
中でも2013年11月にフィリピンビサヤ地方を通過した歴史的な巨大な台風ハイエンの被災地には、緊急支援だけでなく、
中長期に渡っての継続的な自立支援も求められており、ロータスチルドレンは、これらの自立支援にも、取り組んで参ります。